サン・パブリート アマテ 切り絵 [双頭鷲とヒナとサル その2] ビンテージ

3,300円(税込)

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メキシコで古来から伝わる製法で作られたパピルス=紙がアマテ紙。

クワやイチジクの木の皮や種子を、煎って煮沸し漉して乾かして叩いて、
といった製法で作られています。

樹皮の質感が残る手触りと色合い。

アマテはアステカ文明の時代に発明され、通信や記録の手段としての役割がありました。

スペイン植民地時代には生産が禁じられたため、ヨーロッパから伝わった紙に取って代わりましたが
プエブラ州のサンパブリートという村で宗教的儀式のため、生産の技法は細々と生きながらえていました。

その時代から伝統的に作られているアマテの切り絵。

民芸品というよりまさに厄除けの護符として作られ、
コンパクトにまとめられたシンメトリーの切り絵はアニミズムの精霊だとか。

ジラードなどミッドセンチュリーのデザイナーにも大きな影響を与えたでしょう。

現在のものより薄く、アマテ紙と切り絵が一体化した
貴重なフォークアートです。




素材/アマテ紙
サイズ/縦30 横21 (cm)

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