メキシコ南東部のチアパス州で、マヤの先住民の血を引く
インディヘナたちが全て手縫いで作っている、アニマリート=動物のぬいぐるみ。
サンクリストバルという古い町に近いチャムラという村で主に生産され
先住民自らの衣類のハギレや羊毛がその素材。
不思議な色彩と面白い造形は、メキシコを代表するスーベニール=土産物になりました。
こちらは今年の干支でもあるヘビ=serpienteのぬいぐるみ。
メキシコには、ガラガラヘビをはじめとする様々な種類の蛇が生息しています。
国旗にもワシに捕らえられた蛇がいます。
メキシコ人にとって馴染み深い動物と言えるかもしれません。
全長115センチと大きめのサイズです。
黒い存在感のある体のしっぽの先は、アイボリーをベースにピンクやグレーの糸が波模様のように縫い込まれています。
顔のパーツは刺繍で表現されており、
口をパカっと大きく開けて笑ったような表情に、ぱっちりと開いた赤い大きな瞳がとっても愛らしい表情のヘビです。
手縫いの表情は、作り手の気持ちが伝わってくるようにやさしく見守ってくれます。
くるっと巻いて飾るのも、棚上に伸ばして置くのも、気分や場所によって変えられるのでインテリアとしても楽しめます。
※全体的にウール特有の毛の繊維が出ているところがあります。
素材/羊毛 フェルト
サイズ/体長115 直径4(cm)