


幅広いメキシコの民芸品の中でも、特に古くから作られている
パペル・マチェ=張子の民芸品。
郷土玩具としての仮面や復活祭で燃やされる悪魔、
死者の日の祭壇に飾るガイコツなどメキシコの文化には欠かせない存在。
奇抜な造形と派手な色彩は「アレブリヘス」と呼ばれ
メキシコシティの張り子作家ペドロ・リナレスが生み出したものでした。
こちらは大きなサイズのアレブリヘ。
牛の顔の周りに炎のようなフォルムでボディには水滴のような模様の着色です。
作者は不明ですが。造形と模様の細かさや迫力はなかなかの技術です。
メキシコの張子のアレブリヘスを繊細なため日本国内で扱う店はほとんどないので
貴重な逸品とも言えるでしょう。
*炎の部分は全て修復された跡がございます。
【アレブリヘス】
メキシコシティの張り子作家だったペドロ・リナレスが生み出した奇抜な動物の張子人形。
呼び名は爬虫類という意味があるようですが、存在しない幻想的な造形が海外で評価され
たちまち人気の民芸品になります。
その影響からオアハカの木彫人形作家もこのような不思議な生き物を彫るようになり
いつからかアレブリヘスと呼ばれるようになりました。
また人気のオトミ刺繍で編まれる動物たちもその影響を受けていると言われています。
今や大きな張り子の山車はメキシコのパレードの定番となっています。
※梱包サイズが80を超えるため送料が1100円になります。
素材/強化紙
サイズ/高さ47 幅38 奥行52 (cm)