
首都メキシコシティからそう遠くないメキシコ州の街メテペックで生産される陶芸品。
伝統的に焼き物作りが盛んで、日用品の食器類からツリーオブライフにいたるまで、
トナラと並ぶ陶器の生産地です。
この地で色彩豊かな陶芸作品を生み出した女性陶工モデスタ・フェルナンデスの
工房の跡を継いだアルフォンソ・ソテノが製作するカラフルな陶人形です。
コロリドとよばれるビビッドな配色は、メテペック陶芸を印象付けるスタイルでした。
現在は土の質感を生かした陶芸作品を作る工房が多い中、
ソテノ一族だけが、伝統的な型を用いてカラフルな作品を生み出しています。
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こちらは新入荷の小さなビビッドな彩色人形。
馬がけたたましく雄叫びをあげてる様子。
土台がついて安定感があります。
ざらついた表面の質感は手で作られた証でしょう。
サイズは大きくないですが、この意匠も伝統的に作られてきたフォルムとストライプスタイル。
ポップなメキシカンフォークアートに代表的な作品です。

岡本太郎記念館やみんぱく所蔵の生命の木もアルフォンソ師匠の作品
素材/陶器
サイズ/高さ17 幅 6.2 奥行き 9(cm)