


1930年代にプエブラ州のイスカール・デ・マタモロスという町で
生み出された生命の木の燭台。
土の焼き物を作っていたアウレリオ・フローレスは、ある時教会にあるようなロウソクの燭台を
焼き物でできないかと考えたそう。
そしてキャンドルホルダーを作り始め、聖人やアダムとイブなど
カトリックに纏わるキャラクターを配置するようになります。
そのオリジナリティ溢れる造形と彩色は、街中の焼き物工房がこぞって模倣しだしました。
その後、1987年に亡くなるまで、息子のフランシスコとともに
シンプルで素朴かつキュートな土人形やカラベラ(ガイコツ)、
そして大小さまざまなツリーオブライフを作り出し
世界中のフォークアートファンやコレクターが、こぞって彼ら親子の作品をコレクションに加えました。
こちらは1960年代に生産された定番の聖ガブリエラが中央にいるツリーオブライフ。
アウレリオ作品の特徴である、パーツが立体的で大きく、赤と緑を基調にしたクラシカルな彩色。
塗装の剥離とロウの跡はありますが、ダメージがほとんどなくグッドコンディションといえるでしょう。
サイズやフォルム、どっしりとした土台が存在感を感じさせ、歴史的価値のある生命の木。
メキシコ同様、結婚祝いや出産祝いに素晴らしいギフトにもなると思われます。
※大型商品のため送料1100円になります
素材/陶器
サイズ/高さ44 幅43 奥行き15 (cm)