90年代くらいにメキシコ州メテペックで作られた素焼きの教会。
ざらついた土の質感が温かみを感じさせるオブジェです。
日本の仏壇のようにメキシコでも自宅に祭壇を設ける際に、
このような教会のオブジェを置いて、日々礼拝できるような
環境にするようです。
メテペックでは彩色された陶器のほか、このようなナチュラルな
土の器やオブジェが現在もたくさん生産されています。
*若干、チップダメージと真ん中の十字架に修復跡がございます。
画像でご確認ください。
素材/陶器
サイズ/高さ33 幅24 奥行き 12(cm)
【メテペックの陶芸】
メキシコ州トルーカの離れ町メテペックは、陶器生産が盛んな町。
大昔は山岳地帯 ネバダ・デ・トルーカの湖の一部だったという地質から
陶芸に良質の粘土がよく産出したようです。
現在でもたくさんの工房があり民芸品だけでなく、食器や植木鉢など日用品の焼き物も生産されています。
一躍、この小さな町の名を知らしめたのはモデスタ・フェルナンデスという女性の職人。
彼女が作っていた水玉の小さな魔除け人形を1920年頃、ディエゴ・リベラが絶賛し、
メキシコシティの民芸博物館で個展まで開催させたそうな。
息子や娘たちも焼き物作りを手伝い、それぞれ工房をもつようになります。
彼らは現在ソテノファミリーと呼ばれ、ビビッドな色彩の生命の木や人魚を現在でも
作り続けています。
またゴンザレス工房やオルテガ工房など著名な職人がいる名工房では主にナチュラルな
土の素地を基調とした生命の樹や土人形の一大産地でもあり、
日用品の器に至るまで様々な陶器が生産されている街でもあります。