メキシコの隣国 グアテマラはかつてマヤ文明が栄華を誇った地。
現在でも現地のインディオやインディヘナは独自の民族衣装を着て日常を過ごしています。
その重厚な刺繍や、複雑な織りのテキスタイルは世界的に評価が高い技術です。
ウイピルと呼ばれる貫頭衣の民族衣装は袖がなく、ポンチョの状態で着る人に合わせ
腕下のサイドを縫い合わせていきます。
こちらは美しい湖アトティランの北側に位置するキチェ県の代表的なウイピル。
男女ともに絣織の民族服やウイピルを日常着として着用しています。
鮮やかなブルーの生地に大きなシンボルの刺繍。
モチーフは双頭の鷲でしょうか。
その周りは細胞のようなのような細かい模様が連続的に縫われています。
首回りが狭くモデル着用画像がありませんが、ご自身のサイズに合わせ
ハサミを入れていただくなどして着用できると思います。
ここ10年ほどで米国人観光客の増加のためか、ウイピルはかなり高額になりました。
また糸の素材の違いや職人の減少などで、このような複雑な刺繍服は現在生産されていません。
現在、取引されているグアテマラのウイピルはほぼUSED品になります。
*汚れやダメージはございませんがヘタリや糸のほつれが若干ございます。
また裾は基本的に切りっぱなしの状態になります。
素材/綿 綿糸
サイズ/縦53 横80 首回り52 袖幅11(cm)