オアハカ 陶器 ドリップウェア [ ミニチュア ポット ブルー] ビンテージ

6,600円(税込)

在庫状況  1







オアハカで1930~40年代にたくさん作られたというドリップウェア。

オアハカのセントロにあったヒメネス陶器工房が発祥だと言われています。

型で土を成形して焼き上げた土の器に、塗料を時には流れるように、
時には斑点や葉模様にして吹き付け、分厚く釉薬でコーティングした陶器。

チョレアド=したたるという意味の呼称があり、
陶器とは思えない、ガラスのような美しさを持っています。

今では偶然性からできたアートピースのように感じられますが、
当時は完全な日用品としてたくさん生産されていました。

プレートやカフェカップ、ボウル、ピッチャーなど様々な用途のものが存在します。



こちらは高さ16cm程度のミニチュアのポット。

ポットの周囲についたフックのような突起はおそらくセットであったミニチュアのカップを掛けるためのもの。

ミニチュアサイズですが、花の装飾や肩から腰にかけて窄まるスタイルの良い形が精巧に表現されています。

2色の青釉薬が使用され、深い青色は吸い込まれるような美しさです。

突起の欠け、持ち手と高台の修復跡がありますが、
現地でもほぼ見かけることがなくなった貴重なヒメネスファミリーのチョレアド。

コレクションにいかがでしょうか。


素材/陶器
サイズ/高さ 16 幅 10 底面直径 5.8(cm)

category