

メキシコ州トルーカの離れ町メテペックは、陶器生産が盛んな町。
現在でもたくさんの工房があり民芸品だけでなく、食器や植木鉢など日用品の焼き物も生産されています。
一躍、この小さな町の名を知らしめたのはモデスタ・フェルナンデスという女性の職人。
彼女が作っていた水玉の小さな魔除け人形を1920年頃、ディエゴ・リベラが絶賛し、
メキシコシティの民芸博物館で個展まで開催させたそうな。
息子や娘たちも焼き物作りを手伝い、それぞれ工房をもつようになります。
彼らはソテノファミリーと呼ばれ、ビビッドな色彩の生命の木や人魚を現在でも
作り続けています。
当店ではモデスタの孫にあたる40代の職人カルロス・ソテノと現在は
もう生産されなくなった、復刻品のプロジェクトをスタートさせました。
こちらは太陽がにっこり笑うオブジェ。
と思いきや中は空洞でキャンドルやライトで照らす用途があるのだそう。
こちらも1990年代まではメテペックでたくさん作られていましたが、
最近はとんと見かけなくなったので、復刻シリーズに加えました。
予想以上に大きなサイズ。
太陽光がビビッドなカラーと金縁で表現され、飾るだけで楽しげな空間に。
太陽の国と称されるメキシコならではの大らかなフォークアートでしょう。
素材/陶器
サイズ/高さ25 幅28 奥行き 8 (cm)