エロン・マルチネス 人面壺 陶芸 [花器 一輪差し] ビンテージ

44,000円(税込)

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メキシコの古い民芸品の中でも世界中でファンが多くコレクターに人気の高い
エロン・マルチネスの陶芸作品。

テオドラ・ブランコ、アギラールファミリーと並び60年代から作家名が知られていた稀有な存在です。

プエブラ州アカトランという小さな街で
60年代まではポップな絵付けや配色で、ツリーオブライフを始め独自のスタイルの作品を世に生み出しました。

ジラードの"The Magic Of A People"や利根山光人さんの「メキシコの民芸」でも
作家名が記載されている最重要人物。


70年代になり絵付けを担当していた奥様が他界したり、妹たちも他の地域に引っ越したりと
理由が重なり、アーシーな土器製作へと舵を切ります。

そのストレンジな造形フォルムと、不思議な文様はマルチネス氏以外生み出せない芸術表現だったでしょう。

彼が亡くなったあとは、工房は息子が継承しましたが程なくして廃業。

この研磨土器のスタイルは甥っ子であったペドロ・マルチネスが、アカトランで引き続き生産を続けています。


こちらは状態がパーフェクトに近い、奇妙な一輪差し。

ハクション大魔王の壺のような人面具合と、両端の鳥。

大きなグリップや独特のテクスチュアは、見れば見るほど引き込まれる中毒性の高い逸品です。


素材/陶器
サイズ/高さ23 幅 24 奥行き 26(cm)

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