


メキシコ州トルーカの離れ町メテペックは、陶器生産が盛んな町。
とくに現在メキシコのツリーオフライフ(生命の木)のオブジェの9割がこの町で作られています。
またピンクやイエローの派手な組み合わせのペイントで、独特の不思議な陶製品を生み出してきました。
こちらはメテペックの90歳近いお爺様が営む工房で発見した、60年代に製作された人魚の燭台。
現在はあまり生産されていないモチーフですが、メキシコの民芸品の中では人気があります。
発見した時から右腕とギターの先端部は欠損しております。また残念なことに鼻先が欠けています。
そして日当たりの良すぎる場所に放置されていたため表面の色が褪せています。
それを証明するように裏面は鮮やかな色彩が残っています。
もう少し小さめの陶器オブジェは復刻などされて、メキシコ国内でもありますが、
このような40cm高の燭台タイプはかなりレア。
ダメージが多いですがその分歴史を感じさせます。
またメキシコ民芸を代表する逸品として、メテペックの街の片隅で待っていた人魚。
やっと日の目を見ることが出来ました。
これは傷ついていても仕方ないですね。
紛れもない60年代半ばに製作されたメテペックの人魚。コレクションに加えて頂きたいフォークアートです。
※大型商品のため送料1100円になります
素材/陶器
サイズ/高さ41 幅29 奥行き16 (cm)