ゲレーロ アマテ 手漉き紙 [廣田健一 デッサン 1971年] 46×67cm

2,860円(税込)

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メキシコで古来から伝わる製法で作られたパピルス=紙がアマテ紙。

クワやイチジクの木の皮や種子を、煎って煮沸し漉して乾かして叩いて、
といった製法で作られています。

樹皮の質感が残る手触りと色合い。

アマテはアステカ文明の時代に発明され、通信や記録の手段としての役割がありました。

スペイン植民地時代には生産が禁じられたため、ヨーロッパから伝わった紙に取って代わりましたが
プエブラ州のサンパブリートという村で宗教的儀式のため、生産の技法は細々と生きながらえていました。

こちらは買取で入荷したアマテ絵に混ざっていた
造形作家 廣田健一氏の70年代のデッサン。

廣田健一氏は1970年代にメキシコに渡り、その後ブラジルで一生を終えています。

素朴に描かれた女性の横顔にピアスのみが色付けされた雰囲気のある作品。

なかなか珍しいコレクションです。


※こちらは発送用の筒代110円を含んでいます。

素材/アマテ紙
サイズ/縦 46 横 67 (cm)


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