ハリスコ州トラケパケにある工房D'CASAは、トナラ陶芸らしい
青と白の美しさを生み出す器を生産している新進気鋭の陶芸工房。
洗練された美しさと瀟洒なデザインのシンプルさを特徴としています。
こちらは砂利から伸びているウチワサボテンとマゲイ(竜舌蘭)の
大らかな描かれた陶板タイル。
裏面には滑り止めのコルク加工が施されていて、コースターなどの
使い方ができそうです。
飾っていても可愛らしいので、サボテン好きの方へのギフトとしても
喜ばれそうです。
【トナラの陶芸】
ハリスコ州のトナラは
各地の先住民文化からなる野焼きのものと異なり、早くから高温の窯で焼き上げた
質の高い陶器や磁器を生産してきた地域。
また伝統的に日用品、粗物として器がたくさん作られてきました。
研磨したブラウンカラーに絵付けしたブルニード技法や
シナモンカラーのカネラ技法。面を埋める絵付けのペタティージョなど
様々なスタイルのものがあります。
"D'CASA" はトラケパケの外れにある工房で、トナラ陶芸のデザインと技術を
軸に、シンプルで使いやすい実用品の器を生産してます。
ハリスコ州各地やメキシコシティの民芸品店でも上質なショップでの
取り扱いが多く、トナラ焼きの中でも人気の高いメーカーの1つでしょう。
サイズ/ 10 x 10 厚み 1 (cm)