グアナファト 陶器 椀 鉢 [マヨリカ タソン 19.5cm] ビンテージ

4,400円(税込)

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ヨーロッパで生まれた錫釉薬とイベリア半島の中東の文様を用いた陶芸を総称して
マヨリカ、あるいはマヨルカ陶芸と呼びます。

イタリアで生まれたそうですが、滑らかな質感が人気を呼び瞬く間にスペインやギリシャまで技法が伝わったとか。

メキシコも交易によって16世紀ごろから生産が始まります。

当初はアカプルコ港からの中継地だったプエブラで作られていましたが
中部のグアナファトやドローレスでもマヨリカ焼は作られるように。

こちらはそのグアファトで70年代に生産されたタソン=丼鉢です。

メキシコでは主にスープボウルとしてこのサイズのお椀を使います。

グリーンの濃淡と淡いコーヒー色のシンプルな色使い。

ハンドペイントの縁取りなど、東欧や北欧の陶器を連想させる
穏やかな印象。

細かなチップや経年による貫入(塗装のヒビ)がありますが、予々コンディションは良好。

もはや現地では見かけることすらない貴重な時代の器。

これこそメキシコの民藝といった様な椀でしょう。




サイズ/ 高さ6.5 cm 直径19.5 (cm)


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