オアハカ ウッドカービング 木彫り人形 [ウニオン セルヒオ・サントス 上向きシカ ]

7,700円(税込)

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1950年代にオアハカのアラソラ村で作られ始めた木彫り人形。

木工職人のマヌエル・ヒメネスさんが、モンテアルバン遺跡に来る観光客相手に売るようになり、
村の他の人々や、他の村にまで木彫り人形の工房ができるようになりました。

中でもひっそりとした村落であるラ・ウニオン・テハラパン村ではマルティン・サンチアゴさんを
中心とした兄弟や息子、孫たちが現在でも昔ながらのシンプルな木彫り人形を製作しています。

こちらは兄弟の義理の弟にあたるセルヒオ・サントスさんの小さなシカ。

上向きのフォルムが不思議。またツノが金属製になっている珍しいもの。

米国で買い付けたアイテムなので、前の持ち主が差し替えた可能性もあります。

淡いブルーとグレーの中間色に自身の顔にも似た表情。

ネズミをくわえた猫や蛇など木の造形技術に定評のあった職人さんで
このシカは2000年代前半に作られたものでしょう。

まだまだ働き盛りの50代でしたが、コロナウイルスが原因で
今年の1月に亡くなられたそうです。

村の入り口にお宅があったので、必ず最初にうかがうお宅でした。

こちらも残された作品として貴重なものになるでしょう。




サイズ/高さ11 体長13 幅 5 (cm)

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