オアハカ ウッドカービング 木彫り人形 [ウニオン A・クルス 天使 ] ビンテージ

22,000円(税込)

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1950年代にオアハカのアラソラ村で作られ始めた木彫り人形。

木工職人のマヌエル・ヒメネスさんが、モンテアルバン遺跡に来る観光客相手に売るようになり、
村の他の人々や、他の村にまで木彫り人形の工房ができるようになりました。

中でもひっそりとした村落であるラ・ウニオン・テハラパン村ではマルティン・サンチアゴさんを
中心とした兄弟や息子、孫たちが現在でも昔ながらのシンプルな木彫り人形を製作しています。

こちらはマルティンさんの義理の弟にあたるアルベルト・クルス・ガルシアが
90年代前半に製作した天使。

木地をいかした薄いイエローとブルー、ピンクのバランスが素晴らしい作品。

独特の表情とアニリン染料のソフトな色使いは一族の中でも天下一品で
キリスト生誕シーンや天使、人魚、悪魔といった人物(人に近い)像は
80年代当時のフォークアートコレクターがこぞって買い集めたとか。

彼の作品はメキシコシティの民芸品博物館を始め、オアハカのウッドカービングを
紹介する各州の博物館に展示され、
またサンディエゴやアリゾナ、ニューメキシコ、スペインそして日本のフォークアートミュージアム
にも所蔵されています。

1997年に働き盛りの中、急死されたそうで現在ではかなり貴重なウッドカービングでしょう。





サイズ/高さ21 幅 13 奥行き 9(cm)

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