プエブラ 陶器 タラベラ [丸皿 18cm トリニダー] ビンテージ

7,700円(税込)

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スペインの統治時代に伝わった伝統的なマヨリカ焼き。

それまで先住民が作っていた土器から、窯で焼き上げる陶器の技法がもたらされました。

フィリピンのマニラからアカプルコの港まで様々な物が交易され、中国の青磁器や
イベリア半島におけるイスラム文化のタイルもメキシコに伝わるようになります。

アカプルコからベラクルスまで南北の港を結ぶ中継地だったプエブラで、
本格的に陶器の生産が始まり、それらはタラベラ焼きと呼ばれるように。


現在はその品質を保つためプエブラ州とトラスカラ州にある10の工房のみが
タラベラ陶芸と称することができます。


タラベラ陶器の基本はブルーと白の配色ですが
こちらは60年代くらいに作られていたカラフルなもの。

プエブラで最も古い「ラ・トリニダー工房」の60年代の民生品です。

生産者のゲバラファミリーのイニシャルから背面に署名が記載されています。

この時代、現在のような白磁と青の工芸的な細工模様が確率されておらず
マヨリカスタイルのカラフルなものが生産されていました。

厚みのある表面に、なんともいえない手描き模様は
古き良きメキシコ陶芸の評価に一役かっているでしょう。





サイズ/ 直径 18.2 高さ 2.5(cm)

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