ゲレーロ アメヤルテペック アマテ絵 [山の猟師たち] ビンテージ

12,100円(税込)

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メキシコで古来から伝わる製法で作られたパピルス=紙がアマテ紙。

クワやイチジクの木の皮や種子を、煎って煮沸し漉して乾かして叩いて、といった製法で作られています。

そのアマテにゲレーロ州のナワトル族たちが村の風景を描いた、アマテ絵画。

民芸品として人気が高く、現在でもメキシコ中の観光地でスーベニール(土産物)として
販売されています。

こちらは大判の古い作品。

和紙のような美しいアマテ紙に細かく描写された風景。

アメヤルテペックという村で製作していた絵師テレスフォロ・ロドリゲスの手によるもの。

裏面の書き込みから、日本人の方がメキシコ旅行の際に購入したもののようです。

昭和53年とありますので、1970年代の半ばくらいの作品。

アステカ人の末裔であるナワ族が描く世界は、自らの生活や村の風景。

現在のものと異なり、作家性があるほど技術と構図が優れていたことが伺えます。

ロドリゲスさんのアマテ絵はメキシコシティの民芸博物館、人類学博物館にも
所蔵されているこの時代に稀有な画家であったことでしょう。

立派なフレームに額装され、一種のアートとして楽しめそうな逸品です。




素材/アマテ紙 ガラス 木枠
サイズ/縦56 横69 厚み 3(cm)

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