世界中でコレクターがいる人気のフォークアート=オアハカの木彫り人形の新入荷です。
中でも80年代の製法のまま現在でも製作を続けている、ラ・ウニオン村のサンチアゴ一族。
彼らの作品はフィグラ・デ・マデラと呼ばれ、アメリカで高い評価を受けています。
ハカランダの木を使ったオーソドックスな木彫りのフォルム。
軽くて詰まりの少ない樹のため、塗料がよく馴染んで素朴な雰囲気があります。
こちらはマルティン・サンチアゴさんの息子ハイメさんの作品。
ハイメさんはお父さんのマルティンさんと木彫りの仕事をしていたこともあり、
作風もよく似ています。
普段は別の仕事をしに村の外へ出ているため、手元にあった作品は少なかったものの、今回特別に木彫りを注文。
また、昔のスタイルの復刻ということで、トンボラのためにアニリンでのペイントをお願いしました。
新入荷の木彫りはそんなハイメさんのトラ。
大きく口には歯が細かく表現されていて、このくちを開けたスタイルも昔はよく作られていたもの。
丸く大きな目は父マルティンさんのものと同様、どこか嬉しそうな、ひょうきんで可愛らしい表情。
サイズも体長18cm程度とボリュームもあり存在感抜群の木彫り。
父マルティンさんの作品と並べておくのもよいかもしれません。
サイズ/ 高さ 13.5 幅 6 体長 18(cm)