オアハカ ウッドカービング 木彫り サンチアゴ [アンヘル ウシ 20cm]

16,500円(税込)

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50年代にオアハカのアラソラ村でマヌエル・ヒメネスさんが作り始めた木彫り人形。

観光客にたくさん売れるようになり、
瞬く間に木彫り職人は増え、他の村でも同様のものが製作されるようになりました。

ウッドカービングと英語で呼ばれていた人形は、怪物や想像上の生き物が
モチーフになっていき、派手な彩色からアレブリヘス(妖怪のようなもの)と呼ばれるようになります。

しかしそんな流行とは無縁で、観光客どころか現地のメキシコ人でも寄り付かない
ラ・ウニオン・テハラパン村のサンチアゴ一族は、
古いウッドカービングの製法のまま作り続けてきました。

最近は20代、30代の若者も木彫りをするようになり、名もなき職人が増えています。

こちらはキリーノさんやプラシードさんの甥にあたる、アンヘル・クルスさんの作。

アニリン染料で着色していることから、古い木彫り人形の雰囲気を最も現代に甦らせている職人です。

また30cm近い大きめの木彫り人形を製作している村では貴重な職人さんです。

当店の特注で少し小さめの20cmサイズを製作してもらいました。

こちらは定番のシンプルなウシ。
名職人だった父 アルベルト・クルス・ガルシアがたくさん作った
得意の造形。

それをそのまま引き継いだアンヘルの得意なモチーフです。

日本の民藝運動に参加した工芸家たちもコレクションに加えた
オアハカの木彫人形。

普遍的なオアハンウッドカーヴィングの意匠を守り続けている
貴重な動物たちになります。


2025年3月撮影 アンヘルとカルロッタ夫妻

サイズ/ 高さ 9 幅 8 尻尾含む体長 20(cm)



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