
こちらは魚を咥えたホッキョクグマ。
伝統的にアンヘリコ・ヒメネスが製作しているモチーフで、技術を受け継いだ娘のマリカルメンと夫のウーゴ・バルガスが
製作した作品です。
魚を牙で挟む仕組みで取り外し可能です。
少し横に振り向いた様や体型から大きく見えますが、サイズは体長25cmほど。
ダイナミックな雰囲気のウッドカーヴィングでしょう。
*アンヘリコ・ヒメネスは2024年12月急逝したため、製作は
長男のロケと娘のマリカルメン夫妻が担当します。そのため価格に変動が
ありますので、お見積もりをいたします。
*納期は3ヶ月ほどかかります。
*お支払いは実際の作品発送時になります。
*価格は2024年2月時点です。為替や原価により価格が変動する場合がございます。
*ボディ、パーツをご指定いただけます。
またヒメネス家の作品で重要な目の形も丸か半円か選択可能。
ご希望の場合は備考欄に入力ください
素材/木
サイズ/ 高さ13 体長幅 25.5 奥行き 9(cm)

(マリカルメンとアンヘリコ・ヒメネス 2022年5月 撮影)
-ARTIST-
Angelico Jimenez Hernandez(アンヘリコ・ヒメネス・エルナンデス)
1954年生まれ。
マヌエル・ヒメネス・ラミレス の次男で12歳から父の木彫りを手伝い始める。
彼が製作に加わるようになり、大きく作風が変化。
しっかり研鑽し滑らかな質感の仕上がり。
またいち早くアクリル塗料を取り入れ、ドット模様や細部に至るまでムラなく塗装が為されるようになり、
現在のファミリーの作風を作り上げた功労者とも言える。
作家性を保つために署名をいれるようになり、父マヌエルのサインも彼が代わりに書いていたようだ。
大きなサイズの人形を得意とし、緑や青の着色が好み。
息子2人のうちロケ は製作を中断中。アンヘリコJr は木彫り人形を製作しているが、
ファミリーの作風とは異なる現代的なスタイルで自ら工房を設立している。
娘マリカルメン夫妻が現在は父の製作を手伝っている。
ほぼ注文品のためオアハカ市内の民芸品店でも作品を見かけることは少ないかもしれない。