オアハカ 黒陶 バロネグロ [マリア グアダルーペの聖母 31cm ]

8,800円(税込)

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バロ・ネグロ=黒陶と呼ばれるオアハカのコヨテペック村で作られる陶芸品。

サポテカの先住民時代から作られていましたが、技法は途絶えていました。
しかし1953年にドーニャ・ロサという女性が試行錯誤の末、黒く光る陶芸を復興させます。

それまでも陶器作りだった盛んだった村は黒陶工房が瞬く間に増加したとか。

土に水を混ぜ粘土にしてから、形を作っていきます。

乾燥する寸前にメノウ石で磨くことにより、光沢がでるように。

窯で温度を低く短く焼いた後に密閉して炭化させることで、黒い焼き物に変身します。


こちらは高さ30cmと大きめサイズの聖母グアダルーペ像。

安らかに眠っているかの表情をしています。

聖母がまとうドレスにはバロネグロの装飾によく見られる、花火のようなスリットが模様として入れられています。

またローブには瞬く星の模様が彫り込まれ、光背はトゲのように表現されています。

つややかに磨かれた表面は光を反射して凹凸が際立ち、黒一色ながらも荘厳さや神聖な空気が漂うこちらの陶器。

日本のインテリアとも相性がよさそうです。


素材/陶器
サイズ/高さ31 幅 10 奥行き 7((cm)

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