オアハカ市内から南へ約2時間。
サン・マルコス・トラパソラという村で伝統的に生産されている、
赤い焼き物=バロロホと呼ばれる素焼きの陶器。
窯ではなく野焼きで仕上げる軟陶ですが、スペイン征服以前から
先住民の女性=インディヘナが作る素朴さがどれも素晴らしいです。
現在メキシコの日用品として使用される素焼きは研磨され、
ニスなどで表面を強化していますが、
オアハカの焼き物は只々こねて焼いて、表面を滑らかにしただけの
限りなくソリッドな陶器類になります。
飾り気のない、大地の土から生まれてきたような
素朴なバロロホ。
こちらはオーバル型の植木鉢。
4本足と、うさぎの小さな頭がつけられています。
そこには穴が三つ空いており、そこから水がはけるようになっていて、
実際に花を植えてみるとうさぎが花を背負っているように見える形。
トラパソラ村の女性たちの自由な発想がよくあらわれています。
小物入れとして使うのも良いかもしれません。
うさぎの首の部分に修復痕があるため、アウトレット価格になっています。
(使用には問題ありません)
※表面に細かいヒビが見られる箇所がございますが、ご使用には問題ありません。
詳細は写真でご確認ください。
☞トラパソラ村のブログ
実際にご使用になる際は、
お米の研ぎ汁で煮て、乾かしてからご使用いただくと水漏れがしにくくなります。
素材/陶器
サイズ/高さ17 幅11 体長 23 鉢の深さ 3(cm)