カトリックが主な信仰のある国々では、民衆が教会に捧げる絵画が作られています。
自らの災いから逃れた、また願いが叶った出来事などを、文章とともに
その様子を絵に表現します。
現在ではヨーロッパではほとんどその習慣はなくなったようですが、
メキシコではまだまだ専門の絵師がいるくらい、この奉納画の存在は重視されています。
それらエクスボト(EXVOTO)と呼ばれ、使い古しのブリキやアルミの板に描かれています。
それぞれ日常からあり得ないような出来事、浮気やお金にまつわる出来事がユニークに表され、
かのフリーダ・カーロもこのエクスボトに影響された作品を数点残しています。
新入荷のこちらはサッカー観戦のカップルのある事件。
「グアダルーペに感謝します。チバスがクルスアスルに1vs0で勝ったことにウーゴは怒りました。
それは私たちが恋人になって6ヶ月のことでした。しかし彼はKIKINのTシャツを着て、怒りで争うのは
よくない。チバスの魂がある君に価値がある」
2006年6月2日メキシコDF
チバスとクルスアスルはプロサッカーチーム。
KIKINはわからないですが、選手かもしれません。
メキシコでも一番のスポーツはサッカー。
老若男女関わらず、勝利にこだわりを持っています。
この絵は彼氏が理解を見せたため、また仲良くなれたカップルの逸話。
※こちらはビンテージ商品のため、ブリキ板の裏面に斑の錆がございます。
素材/ブリキ板
サイズ/縦 21 横 26.5 厚み0.2(cm)