トラスカラ 陶器 タラベラ焼き [ジャグ 水差し 19cm]

7,150円(税込)

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プエブラと並びタラベラ陶器の一大生産地であるトラスカラ州。

こちらはトラスカラの老舗工房コロナ社で生産された大型のジャグピッチャーです。

タラベラ陶器の基本は青と白の配色ですが、マヨリカ陶器の名残がある色彩豊かな絵付けが特徴的。

どっしりとバランスの良いフォルムに小さなグリップのついた意匠。

黄味がかった白い釉薬がたっぷりと厚めに塗布され、
ブルーとイエローの塗料で立体感のあるドット模様と淡いオレンジ色で絵付けされています。

優しい雰囲気の中にはっきりとしたブルーが差し色となってメリハリのある仕上がり。

ジャグとしても、お花を入れて花瓶のように使用しても素敵でしょう。

同スタイルのポットやソーサーの入荷もございますので併せてご覧ください。


※淵に小さなヒビがございます。画像でご確認の上あらかじめご了承ください。

素材/陶器
サイズ/ 高さ19 口径13 底直径10 グリップ3 (cm)


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【タラベラの陶器】

スペインの統治時代に伝わった伝統的なマヨリカ焼き。

それまで先住民が作っていた土器から、
窯で焼き上げる陶器の技法がもたらされました。

フィリピンのマニラからアカプルコの港まで様々な物が交易され、
中国の青磁器や
イベリア半島におけるイスラム文化のタイルもメキシコに伝わるようになります。

アカプルコからベラクルスまで南北の港を結ぶ中継地だったプエブラで、
本格的に陶器の生産が始まり、それらはタラベラ焼きと呼ばれるように。

現在はプエブラ州とトラスカラ州の11の工房で生産されているものが
タラベラと名乗ることができます。

タラベラ風の陶器はグアナファトやトナラでも生産されており
メキシコ全土で販売されている代表的な陶器と言えるでしょう。

本家スペインのタラベラ陶芸とともにメキシコ産のものも
2019年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。

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