






メキシコ各地で作られているウッドマスク。
先住民時代からのアニミズムとスペインが持ち込んだカトリックの習慣が
交錯した不可思議なデザインのものが多く、民俗学的に研究されている分野でもあります。
日常ではカーニバルやフィエスタ、儀式で使用されそれぞれ目的や配役があります。
こちらは仮面の生産が盛んなゲレーロ州でつくられた少し古い時代のもの。
大きな迫力のあるサイズは人が被るのではなく、山車や大きな人形に装着する
目的で作られたものでしょう。
目が血走ったヒゲが立派な男性。
なぜか頭上に猫が乗っかり、側面に男性が。反対には顔が男のトカゲが張り付いています。
そんな呪われているかのような男性のマスクは、おそらく雨乞いの儀式で
リーダー役として出現する男性=カケシの仮面。
このような迫力のある大きな仮面は主に80年代に生産され
実際、フィエスタに使用されたものでダメージがまぁまぁございます。
インテリアとしてはなかなかスペースが必要としますが、
プリミティブかつストレンジなメキシカンマスクとして
かなり貴重なものになります。
まず日本国内でこのサイズのものは博物館以外
見ることのできないと思われます。
*部分的なカケ、塗装の剥がれなど多々ございます。画像でご確認くださいませ。
※梱包サイズが大きくなるため送料1100円になります
素材/木
サイズ/高さ53 幅46 奥行き 37(cm)