10年ほど前、 アルマンド・ヒメネス工房では日本のインテリアショップ
からの依頼でビンテージ風の木彫り人形を製作していた時期があります。
その時の記憶で作られた上向きの鳥。
どうやらコウノトリのようです。
長い首と脚に大きな翼。
黒とベージュのボディに質素な模様は、シンプルながら
なかなかの存在感。
古いウッドカーヴィングの良さを伝承した、現代の作品になります。
*背中に一点小さな虫食い穴がございます。キクイムシは処理殺虫済みです。
素材/木
サイズ/ 高さ 39 幅 12 体長 27 cm
-ARTIST-
Armando Jimenez Aragon(アルマンド・ヒメネス・アラゴン)
マヌエルの孫に当たるアルマンドはヒメネスファミリーの造形を継承しつつ、
ラッコやパンダ、代表作「オポッサム」など、独特のモチーフで新しい作品を生み出している。
器用で柔軟な技術を持ち、10cm ほどのものから 50cm を超えるサイズまで
多種多様な動物を製作。
また明るい配色の塗装や模様は、妻のアントニアが着色しているためで、
女性らしいポップなカラーの木彫り人形には夫婦連名で署名されている。
若き息子のアレハンドロも数年前から製作を始め、
毎年サンタフェで開催される「インターナショナルフォークアートフェア」に、
父とともに次世代の作家として参加している。