こちらは26cm直径の大柄な丸皿。
淡いブルーと落ち着いたホワイトの色と絵付けが美しいEl Palomar工房の器です。
しっかりどっしりした皿はインテリアにもよさげな瀟洒な小鳥の絵柄。
実際に食卓でお使いいただいても、美しく映える民芸品。
焼成の際に出る重なった小さな焼きキズや、土の付着のため
工房で安価に販売されていたものを、買い付けたお買い得なアイテム。
画像でご確認くださればわかりますが、どれも些細なダメージです。
ぜひおおらかなメキシコ、トナラ焼きの器をご家庭で!
【トナラの陶芸】
ハリスコ州のトナラは
各地の先住民文化からなる野焼きのものと異なり、早くから高温の窯で焼き上げた
質の高い陶器や磁器を生産してきた地域。
また伝統的に日用品、粗物として器がたくさん作られてきました。
研磨したブラウンカラーに絵付けしたブルニード技法や
シナモンカラーのカネラ技法。面を埋める絵付けのペタティージョなど
様々なスタイルのものがあります。
"El palomar" はこの地に陶芸の技術を広めたケン・エドワーズと
アルトゥーロ・ケインのよって設立された工房。
特にアメリカ出身のエドワーズは日本の備前や他の地域で陶芸技法を学んだため
釉薬の落とし方や絵付けなどのオリエンタルなスタイルをトナラ焼きにもたらしました。
それらはプリダ技法と呼ばれ、青と白を貴重にした現在のトナラ陶芸の主流となる
器やオブジェをトラケパケにある工房で生産しています。

サイズ/ 直径 26 高さ 4 (cm)