メテペック 陶芸品 燭台 [アベル・ソテノ 牛 19cm]

8,800円(税込)

在庫状況  1




メキシコ州トルーカの離れ町メテペックは、陶器生産が盛んな町。

現在でもたくさんの工房があり民芸品だけでなく、食器や植木鉢など日用品の焼き物も生産されています。

一躍、この小さな町の名を知らしめたのはモデスタ・フェルナンデスという女性の職人。

彼女が作っていた水玉の小さな魔除け人形を1920年頃、ディエゴ・リベラが絶賛し、
メキシコシティの民芸博物館で個展まで開催させたそうな。

息子や娘たちも焼き物作りを手伝い、それぞれ工房をもつようになります。

彼らはソテノファミリーと呼ばれ、ビビッドな色彩の生命の木や人魚を現在でも
作り続けています。

中でも技巧に走らず、昔ながらの着色で製作されていた職人アベル・ソテノ作の牛。

街の五月に開催される「サン・イシドロ祭」の主役が2頭立ての牛なので、
メテペックでは人気の動物モチーフ。

昔ながらのバランスのよい配色と大きな花の模様。

しっかり表情もわかる絵付けがエクセレント。


残念ながら昨年11月に天に召されたそうで、貴重な最後の仕事を
ご家族から譲っていただきました。

色彩豊かで上品な極上のメキシカンフォークアートです。






素材/陶器
サイズ/高さ14 幅 9 体長 9 (cm)


category