カラベラ ポサダ 書籍 [ホセ・グァダルーぺ・ポサダの時代 / 長谷川ニナ著] 死者の日

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ホセ・グァダルーペ・ポサダの時代
十九世紀メキシコ大衆印刷物と版元バネガス=アロヨ工房

編著者名:長谷川 ニナ【著】八木 啓代【編訳】
発行:上智大学出版
発売:ぎょうせい
判型:四六判・326ページ
商品形態:単行本
図書コード:5300335-00-000
ISBNコード:978-4-324-11329-5
発行年月:2023/09

---内容--------
19世紀メキシコの大衆印刷文化に関する本邦初の研究書

印刷文化が花開いた19世紀メキシコの、「オハ」とよばれる庶民向け印刷物から当時の庶民生活・文化・価値観などを鮮やかに読み解く。

メキシコ近代美術の父と言われるホセ・グァダルーペ・ポサダは世界で一番有名な骸骨の貴婦人「カトリーナ」の作者である。そして、ポサダの作品の多数を世に送り出したバネガス=アロヨ工房について、近年研究が一気に進んでいる。

本書では、両者の関係に光を当てるとともに、まだ研究がほとんどされていないメキシコの当時の文化や風俗について丁寧に分析をする。

---目次--------
第1章 ホセ・グァダルーペ・ポサダとは誰か
第2章 アントニオ・バネガス=アロヨとは誰か
第3章 バネガス=アロヨ工房と「カラベラ」
第4章 印刷物から見える十九世紀末のメキシコ市民像
第5章 十九世紀のメキシコシティの女性たち
第6章 バネガス=アロヨ社の風刺劇と検閲
第7章 創業者アントニオ自身が作家だったのか?
第8章 児童文学から見える十九世紀の社会階級



サイズ/四六判 縦19 横13 厚み2 (cm)

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