アート エクスボト 奉納画 [ジーザス 死神] ブリキ絵

8,800円(税込)

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カトリックが主な信仰のある国々では、民衆が教会に捧げる絵画が作られています。

自らの災いから逃れた、また願いが叶った出来事などを、文章とともに
その様子を絵に表現します。

現在ではヨーロッパではほとんどその習慣はなくなったようですが、
メキシコではまだまだ専門の絵師がいるくらい、この奉納画の存在は重視されています。

それらエクスボト(EXVOTO)と呼ばれ、使い古しのブリキやアルミの板に描かれています。

それぞれ日常からあり得ないような出来事、浮気やお金にまつわる出来事がユニークに表され、
かのフリーダ・カーロもこのエクスボトに影響された作品を数点残しています。

こちらの作品は老人と死神、そしてイエス様が背後で見守っている構図。

「アンセルモは農園で休憩し、プルケ(蒸留酒)を呑んでいたら、骨で斧をもった死神が現れた。
 彼はまだ死にたくないと、イエス・キリストに懇願したところ死神は去り一人残されました」

メキシコ州トルーカ 1956年


エクスボトは聖母や聖人に祈るお話が多いですが、キリストが登場するのは珍しいと思います。

※こちらはブリキ板の裏面に斑の錆がございます。画像でご確認ください。



素材/ブリキ板
サイズ/縦 23 横 29 厚み0.2(cm)

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