オアハカ ウッドカーヴィング 木彫人形 サンチアゴ [ウェンセスラオ がいこつ 21cm]

13,200円(税込)

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50年代にオアハカのアラソラ村でマヌエル・ヒメネスさんが作り始めた木彫り人形。

観光客にたくさん売れるようになり、
瞬く間に木彫り職人は増え、他の村でも同様のものが製作されるようになりました。

ウッドカービングと英語で呼ばれていた人形は、怪物や想像上の生き物が
モチーフになっていき、派手な彩色からアレブリヘス(妖怪のようなもの)と呼ばれるようになります。

しかしそんな流行とは無縁で、観光客どころか現地のメキシコ人でも寄り付かない
ラ・ウニオン・テハラパン村のサンチアゴ一族は、
古いウッドカービングの製法のまま木彫人形を作り続けてきました。

近年のブームによりサンチアゴファミリーの人形も国内で流通するように
なりましたが、こちらは恐らく初めて紹介するウェンセスラオ・サンチアゴさんの作品。


動物ではなく、天使や悪魔と人物像を得意としています。

それもそのはず、彼と兄のオクタビオさんは故フランシスコ・サンチアゴさんの息子たち。

様々な人物像を作り出した名職人でした。

ウェンセスラオさんは長らく米国に出稼ぎに行っていたため、あまり名が知られていませんが、
独特のモチーフでユニークな木彫り人形を作り続けています。

こちらは20cmサイズのガイコツ人形。

フランシスコ家の得意なモチーフです。

ハットと赤いジャケットを被った道化師のようですが、
マチェーテ(山刀)を持った謎の風貌。

粗い着色ですが、なぜかそれが魅力的に見えるから不思議です。

背中が反った造形も面白いですが、そのため自立させるのに工夫が入ります。
(平たい場所で土台を数秒押さえると安定します)

パッと見てウニオン村の木彫人形とわかるオリジナリティ。

珍しいウェンセスラオさんの作品になります。







サイズ/高さ 21 幅 7 奥行き 12 (cm)




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