オアハカ ウッドカービング 木彫人形 サンチアゴ [コヨーテ アニリンブルー 16cm]

4,950円(税込)

在庫状況  1






50年代にオアハカのアラソラ村でマヌエル・ヒメネスさんが作り始めた木彫り人形。

観光客にたくさん売れるようになり、
瞬く間に木彫り職人は増え、他の村でも同様のものが製作されるようになりました。

ウッドカービングと英語で呼ばれていた人形は、怪物や想像上の生き物が
モチーフになっていき、派手な彩色からアレブリヘス(妖怪のようなもの)と呼ばれるようになります。

しかしそんな流行とは無縁で、観光客どころか現地のメキシコ人でも寄り付かない
ラ・ウニオン・テハラパン村のサンチアゴ一族は、
古いウッドカービングの製法のまま作り続けてきました。

最近は20代、30代の若者も木彫りをするようになり、名もなき職人が増えています。



こちらはそんな署名がないサンチアゴファミリーの若手作家の作品。

木彫り人形の黎明期を思わせる粗い彫りに釘打ちの脚。

アニリン染料で着色されているため、新品にもかかわらず既に褪色が始まっています。

緑や青は色落ちが早いようで、買い付けたお店の値札を剥がすと濃い色だったことがわかります。

コヨーテ? なのか犬なのか....太目のボディはイノシシも連想させます。

なんの動物かわからなくてもその魅力は損なわれないでしょう。


なんともいえない魅力を持つ、ラ・ウニオン村のウッドカーヴィングは
コレクションの入門編としてオススメです。

*尻尾が取り外せます。


サイズ/高さ 18 幅 5 尻尾含む体長 16 (cm)




category