ドローレス 陶器 マジョリカ焼き [カサル工房 ロングプレート 31cm ネイビー&フラワー]

8,800円(税込)

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スペインの統治時代に伝わった伝統的なマヨリカ焼き。

それまで先住民が作っていた土器から、窯で焼き上げる陶器の技法がもたらされました。

フィリピンのマニラからアカプルコの港まで様々な物が交易され、中国の青磁器や
イベリア半島におけるイスラム文化のタイルもメキシコに伝わるようになります。

15世紀ごろに古都として発展した商業都市でもあったプエブラ州から、中央部に位置するグアナファト州と
ドローレス・イダルゴ州にその技法が伝わり、いくつかの工房が生産をはじめました。

プエブラでは独自の彩色技法に進化し、現在ではタラベラ陶芸と呼ばれています。

また数は減ったものの、グアナファトとドローレスでもいくつかの工房がマジョリカ技法で
生産を続けています。


こちらはドローレスにある工房「マジョリカ・カサル」の陶器。

クラシカルなプレート。

幅が長尺な長皿は、前菜や魚料理などの盛り付けに良さげ。

底面筋が中央にもありしっかり安定してお使いいただけます。


中央の紅い花とシンメトリーに描かれた茎の絵柄は、まるで中世のスペインの陶器のようです。

このような技法が残り現在も生産されているのが、メキシコの民藝の素晴らしさなのかもしれません。

サイズ/高さ 2 幅 31 x 15.5 (cm)

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