オアハカ ウッドカービング サンチアゴ [キオスコの楽団] ビンテージ

52,800円(税込)

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世界中のフォークアートコレクターを魅了するオアハカ州の木彫り人形。

現在では技術や表現方法が進化し、メキシコを代表する民芸品になりました。

1950年代、モンテアルバン遺跡が公開されたくさんの観光客が来るように。

遺跡側のアラソラ村で木工職人だったマヌエル・ヒメネスが、
観光客相手に木彫りの動物を売り始めたのが、発祥とされています。

50~60年代までは木を彫り、形象していくのが重要で釘止めや尻尾や髭を藁で表現するなど
シンプルで素朴なスタイルでした。

また塗料も顔料は高価なので、染料と油性ペンでと着色されていました。

そのため木に染み込み、日や光が当たると色あせていく特徴があります。

経年とともに風味を増す味わい深いウッドカービングは、
フォークアートの世界でも人気があり、コレクターの間でも価格が高騰しています。


こちらはラ・ウニオン・テハラパン村のレイナルド・サンチアゴが80年代に製作した
キオスコの楽団人形。

メキシコの広場にあるこの建物で、演奏する様子を表現したもの。

このようなセットのウッドカービングは以前はたくさん製作されていて、
どれもオアハカの日常を思わせる、愛らしいフォークアート。

サンチアゴファミリーは兄弟や息子、甥、孫と三世代で現在でも変わらず
ウッドカービング製作を続けています。

しかしこのような染料で着色された、シンプルなスタイルも失われつつある
貴重な民芸品でしょう。

*パーツの欠損がありコチラで楽器類やメキシコの旗など、追加で接着してあります。
不要な場合は取り外しますので、ご用命くださいませ。

サイズ/ 高さ30 幅23 x 20 人形の高さ 約13 (cm)



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