オアハカのアツォンパという村で伝統的に作られている素焼きの人形。
頭はグリーンの釉薬が塗られ光沢があります。
注目すべきは胴体部分。
溝がありその中にメキシコ名物「チア」の種を埋め込みます。
日本でも健康食品「チアシード」として有名な種。
陶器の穴に水を溜め、霧吹きで表面に水をやり日に当てておくと4、5日で芽が出ます。
そして2週間ほどで、画像のように緑で覆われエコロジーかつ癒し系の人形に変身。
3月のセマナサンタ(イースター)が近くなると作られ、
四季の少ないメキシコでも雨季の終わりを告げる意味もあるそうです。
かのフリーダもこちらの人形をコレクションしていて、コヨアカンのフリーダ博物館のキッチンに
可愛く飾られています。
また版画家の利根山光人さんの著書「メキシコの民芸」でも紹介されていました。
こちらはしっかりしたボディのシカ。
古くから何も変わらない佇まい。
春の訪れを感じさせる民芸品です。
*こちらはツノの裏にカケ、足にヒビがありますので少しお安くなっております。
*水を入れるとしみ出しますので、室内の場合受け皿が必要です。
*チアシード1回分は付属いたします。稀に環境により発芽しない場合がございます。
また芽が枯れても、種を付け替えればまた発芽するようになります。
素材/陶器
サイズ/高さ25 幅8 体長16cm)