トナラ 陶芸 [ペタティージョ 大皿 シカ ホセ・ベルナルベ] ビンテージ

38,800円(税込)

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スペイン人が占領する以前のプレヒスパニック時代から、土器作りが盛んだったハリスコ州の地域。

中でもトナラはスペインやアジアの陶器の技法を取り込み、メキシコで本格的な陶磁器の生産が始まった街です。

トナラ焼きと称される陶器は動物や鳥のオブジェ、人面の貯金箱、水さしなどが有名。


こちらはペタティージョという絵付けの技法で作られた大皿です。

作者はヘスス・ホセ・ベルナルベさん。1989年にメキシコの国立陶芸賞を受賞しています。

その受賞後の1990年に製作された一尺三寸(約40cm)の立派なプレート。

厚みのあるしっかり焼かれた皿に、赤茶色と白を基調としたペタティージョ特有の画が描かれています。

赤土から生えるアガベと2匹のバンビ。

メキシコ中央高原部の乾いた空気が、よく感じられる渋い作品に仕上がっています。

19世紀から続く工房の歴史も感じさせてくれる、立派な大皿はフォークアートを超えた作品でしょう。






素材/陶器
サイズ/直径39.5 高さ3.5(cm)

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