ゲレーロ アマテ 絵画 フォークアート [紅い動物たち] ビンテージ

2,924円(税込)

在庫状況 在庫なし

メキシコで古来から伝わる製法で作られたパピルス=紙がアマテ紙。

クワやイチジクの木の皮や種子を、煎って煮沸し漉して乾かして叩いて、といった製法で作られています。

樹皮の質感が残る手触りと色合い。

アマテはアステカ文明の時代に発明され、通信や記録の手段としての役割がありました。

スペイン植民地時代には生産が禁じられ、ヨーロッパから伝わった紙に取って代わりましたが
プエブラのサンパブリートという村で宗教的儀式のため、生産の技法は伝わっていきました。

1940年代にゲレーロ州アメヤルテペックという村に住むナワ族が、
独特の文様のような絵をアマテ紙に描き始め、民芸品として広まるようになりました。

従来は色彩豊かな田舎の情景が描かれるのですが、
こちら朱色のワントーン。

左側には孔雀とうさぎ。右側にはケツァルとアステカ犬ショロが描かれています。

作者きっと中心で切り分け、2点の作品にするつもりだったのでしょう。

アマテのナチュラルな色と朱い色が、不思議とモダンな雰囲気にさせる
素晴らしいフォークアートです。




*こちらはビンテージですので紙のへたりがあります。画像でご確認ください。


素材/アマテ紙
サイズ/縦40 横60 厚み 0.2 (cm)

category